May 2015

日本館 FUTURE RESTAURANT

ミラノ国際博覧会 2015

ミラノ国際博覧会 2015 - 日本館 FUTURE RESTAURANT

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2015年5月1日(金)~10月31日(土)の半年間にわたりイタリアのミラノで開催された「2015年ミラノ国際博覧会(ミラノ万博)」にて、日本館における「展示ゾーン」のメインとなる「LIVE PERFORMANCE THEATER(ライブパフォーマンスシアター)」のクリエイティブ・ディレクションを行った。

本プロジェクトは、ミラノ万博の展示デザイン部門で「金賞」を受賞。日本館の「金賞」受賞は、登録博覧会(5年ごとに行われる大規模万博)における初の快挙である。

齋藤精一がクリエイティブディレクターをつとめ、テクニカルディレクター/プログラマーに堀井哲史、クリエイティブプロデューサーに清水啓太郎、プログラマーに武政竜也、ビジュアルプログラマーに田中陽、ビデオグラファーに本間無量が参加。トータルな世界観を創りあげるクリエイティブディレクションを行っている。

キャストの衣装はスタイリスト飯嶋久美子さんがオリジナルでデザイン。映像ディレクターにTOKYOの谷川英司、アートディレクション/デザインにCEKAIの井口皓太とTYMOTEの石井伶、照明にDumbTypeの藤本隆行、音楽にHIFANAら、さまざまなアーティスト、クリエイターの力を結集。テクノロジー演出により、食そのものの楽しさを伝えるエンタテインメント・シアターを作り上げた。

ライブパフォーマンスシアターとは
ライブパフォーマンスシアターとは、日本館の締めくくりとなるレストランスタイルのシアター。観客はダイニングテーブル風の客席に座り、日本の四季が映し出されたスクリーンを見ながら、各テーブルのディスプレイを“箸”で操作し体感する来場者参加型である。

ショーにおいては、映像だけでなく、歌やダンスなどを交えたミュージカル風のショーも。カレーライスやライスバーガーなどの様々な文化を受け入れ、新たな日本の食文化となる「和魂洋才」で共存する多様性を表現したミュージカル・ショーを繰り広げた。

CREDIT

  • Client : JETRO
  • General Produce : DENTSU INC.
  • Space Design[空間制作] : 乃村工藝社 + 丹青社
  • Creative Direction : Rhizomatiks
  • Creative Director : 齋藤精一 (Rhizomatiks)
  • Technical Director/programmer : 堀井哲史 (Rhizomatiks)
  • Creative Producer : 清水啓太郎 (Rhizomatiks)
  • Programmer : 武政竜也 (Rhizomatiks)
  • Visual Programmer : 田中陽 (Rhizomatiks)
  • Videographer : 本間無量 (Rhizomatiks)
  • Production Manager : 青木峻
  • Stylist : 飯嶋久美子
  • Video : TOKYO
  • Music : 緑川 徹, 濱野 睦美(メロディパンチ), HIFANA, ピアニスト小瀬村晶, テーマソング編曲:小西康陽 ほか
  • Art Director/Designer : 井口皓太 (CEKAI), 石井伶 (TYMOTE)
  • Lighting:藤本隆行 (DumbType), 高橋研一郎 (株式会社東京舞台照明)
  • Stage Director[舞台演出] : Thaiz Bozano、荒川いづみ(Change Performing Arts srl)
  • Food Direction : 村田 吉弘, 林 亮平(株式会社菊乃井)